研究課題
基盤研究(C)
免疫細胞の組織特異的な動員は自己応答性を制御する。本研究では以下の成果を得た。1)接着分子 nepmucin/CD300LGは、生理的条件下で多くの組織の細動脈・細静脈・毛細血管に構成的に発現するが、免疫特権部位には発現しない。一方、炎症組織や腫瘍組織の微小環境に由来するシグナルは所属リンパ節におけるnepmucin/CD300LGの発現を負に制御する。2)悪性中皮腫細胞によるがん微小環境の形成において、CD44/HA系とActivin-A/ALK4系がそれぞれスフェア形成とスフェア内でのALDH陽性がん幹細胞様細胞の維持に重要である。
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Blood
巻: 125 号: 25 ページ: 3928-3936
10.1182/blood-2014-06-580993
PLoS One
巻: 8 号: 12 ページ: 1-12
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