研究課題
基盤研究(C)
新規鎮痛薬開発ターゲットとして、脊髄および感覚神経に発現するカゼインキナーゼ1 (CK1) 情報伝達系に着目し、その候補としてvacuolar-ATPase (vATPase)、およびWnt3a情報伝達系の可能性を評価した。その結果、vATPase阻害薬(バフィロマイシンA1)の脊髄くも膜下腔投与は、神経障害性疼痛の発症を抑制し、一方、Wnt3aくも膜下腔投与は、機械的疼痛を惹起した。また、CK1阻害薬のスクリーニング系を新たに構築し、新規CK1阻害薬を複数見出した。マウス疼痛行動に対するこれら阻害薬候補化合物の効果を検討したところ、良好な鎮痛効果を発揮する化合物が得られた。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (40件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 図書 (3件) 備考 (3件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
Journal of Phamacological Sciences
巻: 1 号: 4 ページ: 1-10
10.1016/j.jphs.2016.01.008
Molecular Pain
巻: 12 ページ: 1-13
10.1177/1744806916646383
Practice of Pain Management (In Press)
巻: 7 ページ: 1-8
日本薬理学雑誌
巻: 146 号: 6 ページ: 309-314
10.1254/fpj.146.309
130005129755
巻: 11: 6 ページ: 1-15
Mol Pain.
巻: 10 ページ: 17-17
10.1186/1744-8069-10-17
Neuroscience Research
巻: 78 ページ: 72-80
10.1016/j.neures.2013.09.005
Journal of Biological Chemistry
巻: 288 号: 45 ページ: 32720-32730
10.1074/jbc.m113.452706
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~pharmaco/