研究課題/領域番号 |
25460766
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
秋葉 澄伯 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50145554)
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研究分担者 |
上床 太心 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (50709350)
郡山 千早 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (30274814)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 宇宙線 / 水晶体混濁 / 疫学調査 / 白内障 |
研究成果の概要 |
四川省の紅原(高度3500m前後)と九寨溝(高度1400m前後)で40歳以上の男女を対象に細隙灯を用いた検査を中国の眼科医が行い、水晶体混濁の有無を調べた。水晶体混濁の頻度は紅原の男性で35%(7/20)、女性で40%(14/35)、九寨溝の男性で9% (2/22)、女性で20%(7/35)で、紅原で高かった(P<0.05)。放射線と特に強い関連があるとされる後嚢下の水晶体混濁は紅原で2例が見つかったが、九寨溝では見つからなかった。紅原の宇宙線の線量は九寨溝のほぼ2倍であった。紅原での水晶体混濁の頻度増加は宇宙線被ばくの影響である可能性がある。しかし、紫外線の影響である可能性も否定はできない。
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