研究課題/領域番号 |
25461163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
東元 一晃 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 講師 (60363628)
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研究分担者 |
井上 博雅 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30264039)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 喘息 / アセチルコリン / ムスカリン受容体 / 好酸球 / 気道炎症 / コリンアセチルトランスフェラーゼ / 喘息マウスモデル / アレルギー性炎症 / ムスカリン受容体(M3) |
研究成果の概要 |
気管支喘息の病態における「コリン作動性炎症」の役割を解明することを目的に、抗コリン薬(M3受容体拮抗薬;tiotropium: TIO)のアレルギー性気道炎症への効果とそのメカニズムを検討し、喘息患者の抗コリン薬投与前後の気道炎症を検討した。喘息モデルマウスでは、TIO投与により、好酸球性炎症が抑制されることが確認され、全肺およびBALF中のTh2サイトカインもTIO投与により低下する傾向が認められた。また、OVA感作曝露により、ChATの発現が低下する傾向がみられるとともに、M3RはTIO投与により発現が亢進した。臨床的には喘息患者のTIO追加投与による気道炎症の指標に変化を認めなかった。
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