研究課題/領域番号 |
25461210
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大瀬 貴元 東京大学, 医学部附属病院, 登録診療員 (10568447)
|
研究分担者 |
平田 喜裕 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10529192)
稲城 玲子 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (50232509)
南学 正臣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90311620)
和田 健彦 東海大学, 医学部, 准教授 (90447409)
|
研究協力者 |
鵜沼 智
城 愛理
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 慢性腎臓病 / 腸内細菌 / インドキシル硫酸 / 尿毒素 / インドール |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病(CKD)モデルラットを用いて腸内環境の変化の評価を行った。CKD惹起1ヶ月では腸内のクロストリジウム群の一種で菌数の増加が認められ、また腸管粘膜の形態的な変化を認めた。さらに血清インドキシル硫酸の上昇と腸管内インドール濃度の上昇を認め、また軽度の腎障害でもこれら尿毒素が上昇することが明らかとなった。腸内細菌叢の変化を抑制する目的でprebioticsであるガラクトオリゴ糖(GOS)を投与したところ、CKDモデルで見られたクロストリジウム群の増加が抑制され、血中の尿毒素濃度も低下しており、GOSによる腸内環境と尿毒症状態の改善が認められることを明らかとした。
|