研究課題
基盤研究(C)
本研究では気管支喘息の難治化機構の解明を目的に、樹状細胞によるIL-23産生を誘導する因子の同定、及びアレルギー性気道炎症における真菌成分αマンナンの受容体Dectin-2とNF-κB関連蛋白であるIκBNSの役割の解明を行った。その結果、①Dectin-2を発現するCD11b陽性樹状細胞はIL-23を発現しており、アレルギー性気道炎症を誘導すること、②血球系細胞に発現するIκBNSはアレルギー性気道炎症を抑制することを明らかにした。現在、樹状細胞にIL-23産生を誘導する気道上皮細胞由来分子の同定を目指し、研究を継続している。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件)
Arthritis Rheumatol
巻: 67 号: 6 ページ: 1491-502
10.1002/art.39091
J Allergy Clin Immunol
巻: 135 号: 5 ページ: 1397-400
10.1016/j.jaci.2014.10.055
J Exp Med
巻: 211 号: 9 ページ: 1857-1874
10.1084/jem.20130791
Am J Respir Cell Mol Biol
巻: Mar 3. [Epub ahead of print]
Int Immunol
巻: 26 号: 2 ページ: 103-114
10.1093/intimm/dxt047
Int Arch Allergy Immunol
巻: 161, Suppl 号: Suppl. 2 ページ: 118-124
10.1159/000350379