研究課題/領域番号 |
25461525
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
竹村 弘 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80301597)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細胞 / カルバペネム系抗菌薬 / 不活化 / L-cysteine / A549 / カルバペネム薬 / L-システイン / 失活 / 失活効果 / 培養上清 / 抗菌薬 / A549細胞 / 培養細胞 |
研究成果の概要 |
研究代表者は、平成22~24年度の科研費研究(課題番号22591114)で、ヒト肺胞上皮細胞株A549の培養上清が、カルバペネム系抗菌薬(Cps)の抗菌活性を低下させる効果(CIE)を持つことを明らかにした。 本研究で、この培養上清中の代謝産物を質量分析し、L-cysteine (L-cys)が強いCIEを示すことが判った。さらに上清中のL-cysの濃度は経時的に増加し、その濃度に従ったCIEが観られた。この現象は培養液中にアミノ酸が無ければ起こらず、血清を添加すれば減弱する。L-cysによるCPsの不活化が生体内で起きるかは不明であるが、CPsの体内動態を考える上で考慮すべきである。
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