研究課題/領域番号 |
25461553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
福田 光成 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (80274330)
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研究分担者 |
鈴木 由香 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座准教授 (00304634)
田中 潤也 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70217040)
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連携研究者 |
石崎 義人 九州大学, 大学病院, 助教 (20572944)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 熱性痙攣 / 側頭葉てんかん / HMGB-1 / 分子標的 / ラット / 海馬 / 脳波 / アストログリア / HMGB1 / 熱性けいれん / 後天性てんかん / アストログリオーシス / てんかん / けいれん重積 / ヌクレオカイン / 海馬細胞障害 / 内側側頭葉てんかん |
研究成果の概要 |
主要な炎症性メディエーターであるHigh-mobility group box-1 (HMGB1)が、小児期の代表的痙攣性疾患の発症に関与するかを検討した。HMGB-1は熱性痙攣モデルである温熱誘発痙攣を促進させ、更には温熱誘発痙攣重積モデルでの成熟期てんかん発症を促進させた。また病理学的検討では温熱誘発痙攣重積後にてんかんを発症したラットで、海馬と脳梁部に病的なアストログリアの増盛が認められた。よって小児でのHMGB-1の過剰産生素因は、熱性痙攣発現を促進させ、かつ熱性痙攣重積後の続発性てんかんの発症にも関与する可能性が示唆された。
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