研究課題
基盤研究(C)
神経幹細胞を背側海馬に移植することによって、てんかん発作がコントロールできたてんかんミュータントELマウス脳と移植した細胞をin vitroで培養し続けた細胞分化の差に注目し、てんかん脳の持つ神経可塑性の異常とその正常化過程を明らかにした。てんかん原性確立の際には様々な遺伝子の発達時期特異的発現が認められている。これがてんかん脳の神経可塑性異常の根拠である。一方、神経幹細胞をてんかん焦点の海馬に移植するとその分化誘導度に関わらず、抑制性神経細胞が誘導され、てんかん発作は消失した。これは神経可塑性の正常化といえる。この現象を解明し、治療に応用すれば、難治てんかん治療の飛躍的進歩が望める。
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Epilepsy and Seizure
巻: ー
てんかん研究
巻: 5 ページ: 45-49
てんかん研究の最前線
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Hokkaido Epilepsy Research
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