研究課題/領域番号 |
25461760
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
藤田 梓 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (50444352)
|
研究分担者 |
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00285040)
横倉 正倫 浜松医科大学, 医学部, 助教 (00529399)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 自閉症 / ポジトロン断層法 / ドパミン系 / 自閉スペクトラム症 / 自閉症スペクトラム |
研究成果の概要 |
自閉症によくみられる多動性・衝動性の基盤には、脳内ドパミン系が重要な役割を果たしていると考えられている。例えば、自閉症ではこれらの症状に関係の深い眼窩前頭皮質(OFC)においてドパミン・トランスポーター結合が増加していることが分かっている。本研究では、自閉症のOFCにおけるドパミン系機能をさらに調べるために、成人自閉症者を対象にドパミンD1受容体結合をPETで計測した。その結果、自閉症ではOFCのドパミンD1受容体結合が有意に増加していたが、その増加は臨床症状と相関しなかった。この結果から、自閉症ではドパミン系が機能不全に陥っており、それを代償すべく受容体が増加しているものと推測された。
|