研究課題/領域番号 |
25462272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
篠島 直樹 熊本大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (50648269)
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研究分担者 |
倉津 純一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (20145296)
中村 英夫 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (30359963)
秀 拓一郎 熊本大学, 医学部附属病院, 診療講師 (40421820)
矢野 茂敏 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (60332871)
牧野 敬史 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (90381011)
黒田 順一郎 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90536731)
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研究協力者 |
Lang Frederick F. Department of Neurosurgery, The University of Texas M. D. Anderson Cancer Center, Professor
田崎 雅義 熊本大学, 大学院生命科学研究部保健学系構造機能解析学, 助教
安東 由喜雄 熊本大学, 大学院生命科学研究部・神経内科学, 教授
市村 幸一 国立がん研究センター研究所, 脳腫瘍連携研究分野, 分野長
三上 芳喜 熊本大学, 医学部附属病院・病理診断科, 教授
高倉 伸幸 大阪大学, 微生物病研究所・情報伝達分野, 教授
江良 択実 熊本大学, 発生医学研究所幹細胞部門・幹細胞誘導分野, 教授
山田 和慶 熊本大学, 医学部附属病院・脳神経外科・機能神経外科先端医療寄付講座, 特任教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | グリオーマ幹細胞 / 腫瘍関連間質細胞 / CD44 / 再発・再増大 / Niches / 悪性グリオーマ / 膠芽腫 / 放射線壊死 / Niche / 再発 / グリオーマ幹細胞(GICs) / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 腫瘍抑制性microRNA |
研究成果の概要 |
悪性グリオーマの代表、膠芽腫は生存期間が約15ヶ月と難治性である。治療抵抗性の機序の一つに分裂静止期にあるグリオーマ幹細胞(glioma initiating cells, GICs)の存在が示唆されている。放射線・化学療法では通常の細胞分裂の盛んな腫瘍細胞は死滅するが、GICsは静止期にあるため生存し続け、何かしらの機序で静止期から細胞周期に入り分裂増殖し、その結果再発するとされている。本研究において再発の作用機序としてGICsの増殖制御にCD44陽性腫瘍関連間質細胞がNiche細胞として関与している可能性を見出した。CD44陽性腫瘍関連間質細胞の制御が再発制御につながる可能性が示唆された。
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