研究課題/領域番号 |
25462290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
中嶋 秀明 福井大学, 医学部, 助教 (10397276)
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研究分担者 |
内田 研造 福井大学, 医学部, 教授 (60273009)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / 骨髄間質細胞 / 細胞移植 / 脊髄損傷後疼痛 / 神経障害性疼痛 / 抗IL-6受容体抗体 |
研究成果の概要 |
脊髄損傷に対する骨髄間質細胞移植(BMSC)の問題点のひとつは、損傷脊髄内での移植細胞生存率の低さである。移植BMSCの生存率と運動機能改善は相関すると報告されている。 脊髄損傷後に抗IL-6受容体抗体を投与することで、MAPK pathwayを主とした炎症性変化を抑制し、移植BMSCの生存率を向上させることで運動機能改善に寄与した。移植BMSCの細胞死のメカニズムは、flow cytometryでの検討では、necrosisではなくapoptosisであった。 脊髄損傷後3日目のBMSC移植は、血管脊髄関門破綻の改善、マイクログリア/マクロファージ調整を介して、脊髄損傷後疼痛の改善に寄与した。
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