研究課題
基盤研究(C)
GLP-1受容体作動薬リラグルチドはインクレチン関連薬の一つである。GLP-1受容体は心筋細胞にも存在することが確認されており、GLP-1アナログが心筋梗塞縮小などの心筋保護作用を有することが報告されているが、心筋スタニングに対する保護作用は不明である。今回、ブタのスタン心筋モデルを用いてリラグルチドが心筋虚血再灌流障害からの回復に与える影響について検討した。リラグルチドを虚血を行う1週間前から1日1回投与及び前日1回のみ投与は心筋スタニングからの回復を改善することが証明された。心筋スタニングに対する保護作用は継続投与のみならず、単回投与でも享受できる可能性が示唆された。
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