研究課題/領域番号 |
25462514
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
石井 亜矢乃 岡山大学, 大学病院, 准教授 (00423294)
|
研究分担者 |
和田 耕一郎 岡山大学, 大学病院, 講師 (20423337)
狩山 玲子 岡山学院大学, 人間生活学部, 准教授 (40112148)
|
連携研究者 |
公文 裕巳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特命教授 (30144760)
|
研究協力者 |
山本 満寿美
光畑 律子
堀 賢司
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 尿路感染症 / プロバイオティクス / 乳酸菌 / バイオフィルム / 緑膿菌 / 大腸菌 / MRSA |
研究成果の概要 |
難治性・再発性尿路感染症患者に対し、抗菌薬以外の新しい予防法・治療法を創出することが求められている。そこで、臨床研究として、過酸化水素産生能が高い乳酸菌膣坐剤を用いて難治性・再発性尿路感染症患者に対する有用性を評価した。その結果、尿路感染症の発症頻度は明らかに減少した。一方、基礎実験では、過酸化水素産生能が高い乳酸菌は、緑膿菌、大腸菌、MRSAのバイオフィルム形成を抑制した。また、この乳酸菌は緑膿菌、大腸菌、MRSAの増殖を抑制し、抗菌薬の使用により抑制効果の増強を認めた。 難治性・再発性尿路感染症に対して、抗菌薬以外の予防法・治療法として、乳酸菌プロバイオティクスが有用であることが示唆された。
|