研究課題
基盤研究(C)
進行卵巣癌の5年生存率は未だ30%程度で推移し、種々の抗癌剤や分子標的薬の併用により無増悪生存期間は延長されたものの劇的な改善を望むことは難しく、化学療法以外の新規治療法の導入が早急に必要である。本研究では、卵巣癌の90%で発現が上昇する葉酸レセプターを標的とした新しい腫瘍溶解性ウイルス療法の開発を行った。葉酸レセプター高発現細胞特異的な腫瘍溶解性ウイルス感染を解析するため、葉酸レセプター発現ウイルス非感受性細胞を作製し、それを用いたin vitro評価系を構築した。また、腫瘍溶解性ウイルスの宿主免疫応答を解析するため、同系マウス卵巣癌由来細胞を用いた卵巣癌腹膜播種モデルを構築した。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件)
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