研究課題/領域番号 |
25462603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
春田 祥治 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30448766)
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研究分担者 |
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
大井 豪一 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (10283368)
川口 龍二 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50382289)
伊東 史学 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20553241)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大豆ビクニン / がん転移抑制薬 / 分子標的薬 / 低分子薬 / 卵巣癌 |
研究成果の概要 |
我々はすでにビクニンと命名された副作用のないがん転移抑制薬を開発し、進行卵巣癌患者に対して経静脈投与を行う臨床治験の結果、5年生存率の改善をみた。本研究では、担癌マウスにおいて大豆蛋白を精製する際の廃棄物中に多く含まれる大豆ビクニンの内服投与によるがん転移抑制効果が明らかとなった。また、大豆ビクニン作用を模倣する低分子化合物開発のための分子シミュレーションを行い、ビクニン受容体に最も親和性の高いビクニン低分子物質を選択し、リード物質の設計および試作を行った。本研究の成果により内服可能なビクニン低分子化合物の開発が実現されれば、卵巣癌患者の予後改善だけでなく患者QOLの向上に寄与できると考える。
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