研究課題/領域番号 |
25462668
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
松脇 由典 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60287290)
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研究分担者 |
宇野 匡祐 東京慈恵会医科大学, 耳鼻咽喉科学講座, 講師 (90629544)
大櫛 哲史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50317939)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ILC2 / 自然リンパ球 / 好酸球 / 好酸球性副鼻腔炎 / 慢性副鼻腔炎 / IL-5 / IL-33 / IL-13 / 非好酸球性副鼻腔炎 / Innate immunity / 自然免疫 / 好酸球性鼻副鼻腔炎 / ECRS |
研究成果の概要 |
ILC2が副鼻腔炎における好酸球性炎症を誘導していると仮説し検討を行った。鼻茸内のILC2は好酸球性副鼻腔炎(ECRS)において非好酸球性副鼻腔炎(NECRS)と比べ有意に細胞数が増加しており、鼻茸内のILC2数は鼻茸内のEDN(好酸球炎症)と強い相関を示した。鼻茸内より分離したILC2は、IL-2/IL-33両存在下でIL-5, IL-13の産生を認め、非刺激、IL-2/IL-33単独刺激と比較して有意に高値を示した。免疫染色においてILC2はECRSで観察された。 ILC2はECRSにおいて鼻茸内で増殖し、IL-5/IL-13を産生することにより好酸球炎症を惹起している可能性が示唆された。
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