研究課題/領域番号 |
25462844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 |
研究代表者 |
齋藤 大蔵 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 防衛医学研究センター, 教授 (90531632)
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研究分担者 |
武岡 真司 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20222094)
小野 聡 東京医科大学, 医学部, 教授 (30531355)
宮崎 裕美 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 防衛医学研究センター, 助教 (30531636)
木下 学 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (70531391)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 熱傷 / マイクロスキン / ナノシート / 感染制御 / 創傷被覆材 / 血管新生 / 創傷治癒 / 機能性ナノシート / 抗菌性 / 抗菌能 / 同種皮膚 / 上皮化 |
研究成果の概要 |
採取面積の10倍以上に拡げられるマイクロスキン技術と組織密着性の高いナノシートを用いた熱傷治療について、マウス熱傷モデルを用いて検討した。マイクロスキングラフティングは創閉鎖を促進させるのみならず、線維芽細胞の増殖が観察され、真皮層の良好な構築が得られた。この作用機序について検討したところ、マイクロスキングラフティングによって、線維芽細胞の増殖に関与する血小板由来増殖因子の発現が増強していた。さらに、早期から創部の血管総面積、枝別れ本数も増大し、血管網の成長促進効果を示した。したがって、マイクロスキングラフティングとナノシ-トは、重症熱傷における有効な治療法として期待される。
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