研究課題/領域番号 |
25462896
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
|
研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
石井 久淑 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (00275489)
|
研究分担者 |
佐藤 寿哉 北海道医療大学, 歯学部, 講師 (30709241)
新岡 丈治 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (10382491)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 咀嚼 / 脳血流 / 三叉神経 / 自律神経 / 血管拡張反応 / GABA受容体 / 副交感性血管拡張反応 / GABAA受容体 / 脳虚血疾患 / コリン作動性血管拡張線維 / 非コリン作動性血管拡張線維 / VIP / GABA / 内頸動脈 |
研究成果の概要 |
本研究は咀嚼時の脳血流動態における三叉-自律神経系の役割とそれらの脳機能或いは脳虚血疾患との関連性を明確化することを目指しており、平成25から27年度にかけて、三叉神経の求心性刺激で生じる副交感性血管拡張反応の1)脳血流動態における役割、2)応答特性及び3)GABA入力の影響について検討した。その結果、三叉神経の感覚入力は副交感性血管拡張反応により脳血流を促進する役割を担っており、この血流促進作用は中枢のGABA系によって制御されていると考えられた。したがって、副交感性血管拡張反応とそれらのGABA系に基づく機能変化は、脳虚血疾患の病因に密接に関わる重要な因子であることが示唆された。
|