研究課題
基盤研究(C)
口腔扁平上皮癌(OSCC)における分子標的薬セツキシマブ(C-mab)の効果予測を確立することを目的とした。まずOSCC細胞株および臨床標本のC-mabに対する感受性を検討した。各細胞株によって感受性は異なっていた。臨床標本での感受性は30%であった。感受性が異なる原因として、変異型EGFRの存在が指摘されている。変異型EGFRの発現について手術標本を対象とし検討した。野生型は全例陽性、変異型は12.5%陽性であった。この結果から変異型EGFR以外の治療抵抗因子の存在が示唆された。
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