カオス的な1/fゆらぎとカオス的でない1/fゆらぎを用いた歩行のヒューマンアニメーションに関して、感性評価実験による比較検討を行った。CGキャラクタの歩行動作には、Microsoft社Kinectを用いたモーションキャプチャにより取得した人間の歩行動作の1周期の時系列データを用い、1/fゆらぎによりCGキャラクタの歩幅および腕の振り幅を変化させた。被験者による評価を分析した結果、カオス的でない1/fゆらぎを用いた場合のほうが、CGキャラクタの動作が、よりリアルであった。また、カオス的な1/fゆらぎの発生手法に関して検討した。
|