研究課題/領域番号 |
25540170
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕之 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (40243977)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 漫画 / アニメ / 動きの表現 / 仮現運動 / アニメーション / 実験心理学 / 動き / 知覚 / 心理学 / 視覚 / 運動知覚 |
研究成果の概要 |
漫画やアニメにおいて動きを表現する線について調べた。漫画雑誌10誌に掲載された223タイトル4578ページ、21,493コマについて調べた結果、約40%のコマにこのような線がみられた。アニメについても30分枠54番組16,541ショットを調べたところ、平均5.2%のショットに線による動きの表権がみられた。軌跡を表す線、高速移動のぶれを表す線、目やカメラの動きを摸した背景の動きを表す線が多く用いられ、動画であるアニメにおいては、線に動きを加えることでさらなる効果を引き出していることが確認された。線による動きの滑らかさの知覚的変化について心理物理学的実験を行い、その可能性を確認した。
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