研究課題/領域番号 |
25550091
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
伊藤 敏幸 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50193503)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | イオン液体 / リグノセルロース / リグニン溶解性 / セルロース溶解性 / 3成分分離 / アミノ酸 / 再生使用 / リグニン / 溶解性 / バイオマス / β-アラニン / リジン / アミノ酸イオン液体 / 選択的溶解 / 再析出 / 再生可能資源 |
研究成果の概要 |
リグニン可溶イオン液体としてN-メチル-N-(2-メトキシエチル)ピロリジニム=リジン([P1ME][Lys])を創製した.このイオン液体に10wt%の杉粉末を加えて60℃で12~16時間攪拌後にイオン液体層を分離し,エタノールもしくは水で希釈するとリグニンが析出した.イオン液体を分離した残渣をアルカリ水溶液で抽出するとヘミセルロースが得られ,セルロースが未溶解画分として残り,杉由来リグノセルロース3成分分離を達成した.次に,β-アラニンをアニオンとする[P444MP][β-ala]が含水条件でセルロース溶解性を示すことを見いだした.
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