研究課題/領域番号 |
25560181
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
王 功輝 京都大学, 防災研究所, 助教 (50372553)
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研究分担者 |
末峯 章 京都大学, 防災研究所, 准教授 (00109092)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地盤災害 / 地震動 / 岩石 / せん断破砕 / 高速運動 / 高周波数振動 / すべり面強度 / 岩石破壊 / せん断挙動 / アコースティックエミッション |
研究成果の概要 |
より強い地震及び高速地すべりを引き起こす機構を解明するために,地震により発生した地すべりに対する現地調査・計測及び室内実験研究を行った.その結果を下記に纏める.1)飽和砂層での液状化現象および乾燥した炭酸岩におけるせん断抵抗の負のせん断速度依存効果により,地すべり土塊が高速で移動しうる.2)粒状体のせん断抵抗はその粒径およびせん断速度の変化に伴って変化し,スティックスリップ現象の発生に伴うせん断抵抗の低下は,せん断速度の増加に伴って小さくなる.3)岩塩のせん断実験において,粒子破砕やせん断が著しい局所化に発生し,せん断履歴の増加に伴ってピーク強度から残留強度になるまでのせん断変位が小さくなる.
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