研究課題
挑戦的萌芽研究
最近、チャネルロドプシン等の光感受性機能分子が飛躍的な発展を見せ、脳研究のさらなる発展が期待できるようになってきた。一般に細胞など光刺激したい標的は脳内に3次元的に分布している事が多い。しかし、現在の技術では3次元空間の複数の標的に瞬時にレーザー照射することは困難である。Z軸方向の深さが異なる標的に瞬時にレーザー光の焦点を合わせることを目的に、本研究ではタンタル酸ニオブ酸カリウム(KTN)結晶を用いた可変焦点レンズを用いて3次元空間に分布する光感受性機能分子に高速で焦点調節可能な顕微鏡用光刺激装置を開発した。本技術により光操作技術がさらに進歩し、自然科学および工業分野で大きな前進が期待できる。
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http://subsi.saitama-u.ac.jp/