研究課題/領域番号 |
25580064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
福田 敬子 青山学院大学, 文学部, 教授 (80276005)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ヘンリー・ジェイムズ / ジャポニズム / ボストン / イザベラ・スチュワート・ガードナー / ヴェネツィア / ジェイムズ・マクニール・ホィッスラー / 岡倉天心 / ロンドン・ジェントルマンズ・クラブ / フィレンツェ / コンスタンス・フェニモア・ウルソン / 国籍離脱者 / ジェイムズ・マクニール・ホイッスラー / ジョン・シンガー・サージェント / ロンドン / ジェントルマンズ・クラブ / 松木文恭 / 19世紀アメリカ / イザベラ・スチュワート・ガードナー / 山中定次郎 |
研究成果の概要 |
アメリカ人作家ヘンリー・ジェイムズは日本に来ることはなかったが、ジャポニズムに沸くボストンのガードナー家に出入りしていた岡倉天心と知り合いとなり、日露戦争勃発時にはワシントンでルーズベルトと会談するなどして、自分が「アメリカ人」かつ「国籍離脱者」であることの意味を考える機会を得た。 同時期、彼を含む多くのボストニアンがヴェネツィアにも押し寄せていたが、彼らもまた自らの文化に行き詰まりを感じ、異文化との接触を通じて自己発見をすることを目指していた。 このように、これまで見落とされてきたジェイムズと日本の関係をたどることで、ジェイムズのみならず、19世紀アメリカ全体の文化的精神状況が明らかとなった。
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