研究課題/領域番号 |
25580158
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
|
研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
高 媛 駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 准教授 (20453566)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 満洲 / 観光 / 戦争 / 宣伝 / 美術 / ポスター / ビラ / デザイン / 満鉄 / 国際情報交換 / 中国 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦前期満洲地域における観光ポスターやパンフレット、リーフレット、旅行雑誌及び書籍の表紙や挿絵、絵葉書などの観光宣伝印刷物を手がかりに、観光デザインの歴史的変遷を交えながら、観光宣伝の実態を解明したものである。 1920年代頃から南満洲鉄道は内地客の観光誘致に乗り出し、嘱託画家・眞山孝治を中心に、宣伝印刷物の図案や観光絵画の制作に取り組んだ。そして満洲国建国(1932年)前後から、満洲最大の民俗行事である娘々祭の祭神「娘々」と、武力を背景としない仁愛徳治を提唱する満洲国の国是「王道」を組合せたデザインのビラやポスターを大量に作成し、建国精神の浸透と宣撫工作に活用していった。
|