研究課題/領域番号 |
25590035
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福田 州平 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 特任研究員 (50434585)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | フィラデルフィア万博 / 国際的地位 / 世界秩序像 / イデオロギー / 科学技術 / メディア / イメージ / 機械館 / コーリス・エンジン / 対外的影響 / 国際的地位向上 / 国際文化学 / 万国博覧会史 / フィラデルフィア / 国際文化史 / 万国博覧会 |
研究成果の概要 |
本研究は、1876年開催のフィラデルフィア万博に関して、それが多数の国家が参加したことに注目して研究を進めた。同万博で注目されるのは、日本と中国が参加していることである。日本と中国の展示は、「進歩」の度合いで対比され、評価された。特に日本は、一方では「進歩」したものとして、他方では人種的に劣位にあるものとして位置づけられた。
次に本研究は、メインパビリオンの一つである機械館に着目して、同館におけるアメリカの機械の展示を分析した。コーリスエンジンをはじめとする展示物は、その諸外国からの評価は極めて高いものだった。これによって、フィラデルフィア万博は、開催目的の一つである国際的地位向上に貢献した。
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