研究課題/領域番号 |
25590048
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 公立はこだて未来大学 |
研究代表者 |
川越 敏司 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (80272277)
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研究分担者 |
佐藤 直行 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (70312668)
瀧澤 弘和 中央大学, 経済学部, 教授 (80297720)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ゲーム理論 / 実験経済学 / コーディネーション / 神経経済学 |
研究成果の概要 |
本研究は、シェリングの非対称コーディネーション・ゲームを題材に、焦点形成による均衡選択のプロセスを解明することが目的である。研究では、アイカメラによる被験者の視線追跡の手法を用いてその認知過程を調べ、強化学習によるモデル化を行った。初めに、一度に1人の被験者がアイカメラを装着して意思決定を行ったが、1回限りの実験では十分な協調が見られなかった。そこで、3人の被験者が同時に選択を行う実験を繰り返したところ、協調に向かう行動が観察され、そのプロセスは強化学習によってモデル化可能であることが分かった。さらに、強化学習に従って選択する2台のコンピュータと1名の被験者が対戦する実験環境を構築した。
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