研究課題/領域番号 |
25590158
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渥美 公秀 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80260644)
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研究分担者 |
矢守 克也 京都大学, 防災研究所, 教授 (80231679)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 被災地のリレー / 災害救援 / 災害復興 |
研究成果の概要 |
東日本大震災で確認された「被災地のリレー」(過去の被災地の人々が現在の被災地の人々を支援する現象)の社会心理学的意義を解明し、歴史・文化・民俗的文脈に位置づけて、新しい災害救援・復興支援モデルへと結実させるためにアクションリサーチを展開した。救援を受けたことに対する負債感が、救援を惹起し、リレーによって、救援側の復興が推進されることを確認した。多様な分野の文献を渉猟し、文化の影響を考慮すべきこと、リレーの全貌把握が困難であることを結論した。「被災地のリレー」の拡充を目指したアクションリサーチからは、リレーによって形成された個人的な関係に注目すべきこと、実践的には資金面に問題が明らかになった。
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