研究課題/領域番号 |
25600056
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鷲津 正夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10201162)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | マイクロ・ナノテクノロジー / エレクトロポレーション / マイクロチップ / 再生医療 / 静電気 / 遺伝子導入 / 細胞周期 / マイクロ・ナノデバイス / マイクロアレイ / 移植・再生医療 / バイオナノテクノロジー / 細胞質移植 / 生物・生体工学 / バイオテクノロジー |
研究成果の概要 |
マイクロチップ上での遺伝子導入技術を確立した。この技術の,精密なタイミングで細胞に遺伝子を導入するという特長を生かし,体細胞のiPS化と細胞周期の関係につき研究を行った。G1期には赤,S期-G2期-M期には緑に発光するFucciを導入したHela細胞を用いて,山中ファクターを導入したところ,S期~M期で周期を停止する細胞が,山中因子を含まない場合に比べて有意に多く観察された。また,Oct3/4の抗体染色を行ったところ,約70%の細胞でGFPとOct3/4発現が一致しているという結果が得られた。これらの実験結果より,S期~M期での細胞周期停止は山中因子の導入・発現により誘発されたものと思われる。
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