研究課題/領域番号 |
25600112
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
米田 仁紀 電気通信大学, 学内共同利用施設等, 教授 (00210790)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 超高強度レーザー / 光学素子 / 回折光学 / 光損傷閾値 / UVレーザー / 超短パルスレーザー / 大型レーザー / 回折格子 / プラズマデバイス / プラズマグレーティング / 超高出力レーザー / チャープパルス増幅 |
研究成果の概要 |
次世代の高強度レーザーシステムのために、現状の光学素子の損傷閾値を桁違いに上げた高強度光学素子を開発する目的で、オゾンガスを紫外線励起させた回折光学素子を提案、実証実験を行った。この素子では大気圧放電で生成したオゾンを、その吸収ピーク波長の紫外光レーザーで励起、空間的な屈折率分布(Δn~10-4)をもたせることで回折光学機能を作る。この素子の破壊限界はナノ秒のレーザーに対し、1kJ/cm2と通常の100倍程度高い耐力が得られた。また、オゾン密度、媒質長、入射角度を精密に調整した結果、回折0次光を極端に小さくできるパラメータが存在し、使用する+1次光の回折効率が、70%以上になることがわかった。
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