研究課題/領域番号 |
25610028
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
坂上 貴之 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10303603)
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研究分担者 |
齊木 吉隆 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (20433740)
中野 直人 北海道大学, 大学院理学研究院, 研究院研究員 (30612642)
稲津 將 北海道大学, 大学院理学研究院, 准教授 (80422450)
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連携研究者 |
三好 建正 理化学研究所, 計算科学研究機構データ同化チーム, チームリーダ (90646209)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 確率微分方程式 / データ同化 / カオス力学系 / 時系列解析 / 対流圏 / 成層圏 / Conley-Morse分解 / 時系列データ解析 |
研究成果の概要 |
数学と気象学の研究者の間の連携による以下の共同研究が推進された.気象データ時系列を用いた確率微分方程式の導出手法が開発され,冬季の対流圏気象現象や成層圏の突然昇温現象などへの応用が行われた.この成果は気象学の雑誌に掲載された.本手法は様々な気象実データへの展開が可能であり,予測スプレッドの拡大率の定量的な評価が可能となるであろう.また理研と京大の間で行われたデータ同化に関する合同研究会の活動を通じて,非ガウス・非線形データ同化の手法開発への萌芽となった.また,本研究の中ですすめたカオス力学系の同期としてのデータ同化の研究の基礎研究は今後のデータ同化の基礎理論として展開が期待される.
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