研究課題/領域番号 |
25610162
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鍵 裕之 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70233666)
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研究分担者 |
安東 淳一 広島大学, 大学院理学研究科, 教授 (50291480)
吉野 徹 東京都立産業技術研究センター, 開発本部, 研究員 (90614545)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 原子間力顕微鏡 / 断層 / 鏡肌 / 表面 / 素反応 / 表面構造 / 鉱物 |
研究成果の概要 |
断層帯におけるすべり運動で生じる鏡肌と呼ばれる光沢のある岩石は、その生成過程がこれまで明らかではなかった。本研究では天然の鏡肌と実験室における摩擦実験で得られた岩石表面の組織を原子間力顕微鏡を用いて比較した。その結果、両方の試料共に扁平なナノ状粒子が岩石表面に生成していることが明らかになった。このことは、実験室での摩擦実験が鏡肌の生成を再現していることを示唆している。また、ナノ粒子のサイズが摩擦の際の垂直抗力に依存することもわかった。本研究により、鏡肌の生成過程に新たな光がもたらされた。
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