研究課題/領域番号 |
25620153
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エネルギー関連化学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山田 博俊 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (10359961)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | エネルギー変換 / 二酸化炭素還元 / ルイス塩基 / カーボンニュートラル / 電気化学 |
研究成果の概要 |
電気化学的二酸化炭素還元において,ルイス塩基としてピリジンを添加した結果,添加濃度によって反応活性が変化し,ピリジンが銅電極に吸着することが示唆された。次に種々のアニオン性のルイス塩基を添加した結果,トリフルオロメタンスルホン酸イオンを添加すると,-1.2 V(vs.Ag/AgCl)で,特異的に水素の生成量が低下し,メタンの選択率が高くなることが分かった。添加されたルイス塩基は,二酸化炭素分子の活性化よりも,水素発生の抑制に寄与していることが明らかになった。競合反応である水素生成が抑制された結果,過電圧が-1 V程度という,低過電圧でメタン生成が進行し,また選択率が向上した。
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