研究課題/領域番号 |
25620171
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
佐藤 高彰 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (20373029)
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連携研究者 |
鈴木 大介 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (90547019)
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研究協力者 |
柳瀬 慶一 信州大学, 理工学系研究科
天野 賢史 信州大学, 理工学系研究科
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 温度応答高分子 / ゲル微粒子 / 小角広角X線散乱法 / 相関長 / 臨界現象 / フラクタル / 誘電分光 / 疎水性相互作用 / 感温性高分子 / 小角広角X線散乱 / ポリイソプロピルアクリルアミド / 臨界挙動 / 誘電分散 |
研究成果の概要 |
本研究は、微小空間において温度応答ハイドロゲルが示す体積相転移挙動の観測と臨界現象の定量評価法の確立や、臨界挙動の普遍性とその破れについて、背後にある分子機構も含め解明することを目標とした。小角・広角X線散乱法、動的光散乱法、誘電分光法を用い、ポリN-イソプロピルアクリルアミドの水溶液中でのコイル-グロビュール転移に関して、主鎖間のミクロ相関、溶媒の同位体効果や分子ダイナミクスから見た脱水和挙動等の情報を得た。次に、温度応答高分子を架橋した一群のゲル微粒子を合成し、これらが示すバルクとは異なる臨界挙動を実験的に捉えることに成功した。この特異な現象の理論的解明へと発展させている。
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