研究課題/領域番号 |
25630428
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
酒井 幹夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00391342)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 離散要素法 / 流体力学的相互作用力 / 高粘性流体 / 固体粒子 / MPS法 / 直接計算 / 白金族粒子 / 見かけ粘度 / 溶融ガラス / クォータニオン / ガラス溶融炉 |
研究成果の概要 |
高粘性流体中の固体粒子の挙動を模擬するために、以下の研究を行った。 DEM-DNS法において、非球形の固体粒子の回転運動を精度よく模擬するために、クォータニオンの導入および検討を行った。その際、固体粒子に作用する抗力は埋込境界法により評価した。さらに、流体解析において陰解法を導入するとともに、高速なマトリックスルソルバーを導入した。また、高粘性流体のスラリー流れのマクロ挙動を効率よく計算するために、DEM-MPS法の高速化を図った。圧力項を陽的に計算して、粘性項を陰的に計算するアルゴリズムを採用した。本手法により、定性的に高粘性の固液混相流の挙動を模擬することが示された。
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