研究課題/領域番号 |
25640002
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大隅 典子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00220343)
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研究分担者 |
稲田 仁 東北大学, 大学院医学系研究科, 講師 (60419893)
吉崎 嘉一 東北大学, 大学院医学系研究科, 助教 (50393161)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 超音波発声 / Pax6 / 加齢 / 精母細胞 / 精子 / エピゲノム / ヒストン修飾 / パキテン期 / XY body / 超音波発生 / 神経発生 / 小脳 / 脳幹 / 自閉症モデル |
研究成果の概要 |
齧歯類の生後期にみられる超音波発声(USV)は、母子間のコミュニケーションツールであると考えられている。本研究では、父親マウスの加齢により仔マウスUSVが減少すること、Pax6変異により、父加齢の影響が前倒しに生じること、この影響はゲノムレベルの変異というよりも、エピゲノム変異であることを見出した。また、Pax6の発現が雄性生殖細胞系列において認められ、精子形成過程においてダイナミックな局在変化が認められることを明らかにした。さらに、加齢やPax6変異により、雄性生殖細胞系列である精母細胞や精子において特異的なヒストン修飾の変化が生じる可能性を見出した。
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