研究課題/領域番号 |
25640077
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長谷川 光一 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 講師 (50378890)
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研究協力者 |
PERA Martin F メルボルン大学, 教授
SARKAR Subhanwita インド国立幹細胞生物学再生医学研究センター(inStem), 研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腫瘍診断 / 腫瘍マーカー / 抗体 / 膵癌 / 胆管癌 / 標的医療 |
研究成果の概要 |
膵癌は自覚症状が乏しく早期発見が困難で、5年後の生存率は約5%と最下位である。膵癌における診断マーカーにCA19-9等が使用されているが、特異性が低く早期の検出も困難なため、新規マーカーが求められている。 我々は、ヒト多能性細胞(iPS細胞やES細胞)から分化させた膵前駆体細胞が膵癌細胞と似ていることを利用し、新規の細胞表面マーカーGCTM-5を発見した。しかし、GCTM-5は一部の肝癌細胞も検出してしまうため、GCTM-5抗原複合体に含まれる分子群の解析によるより特的な分子の同定と新たなマーカー抗体の産生に挑戦した。その結果、膵癌・肝癌に特的な分子群の同定と新規抗体を作製出来た。
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