研究課題/領域番号 |
25640087
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
夏井 美幸 秋田大学, 医学部, 助教 (60227527)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | チアカリックスアレーン / 抗がん剤 / 細胞周期 |
研究成果の概要 |
チアカリックスアレーンは架橋部位に硫黄原子を有するp-アルキルフェノールの環状オリゴマーである。私たちはこれまで、チアカリックス[6]アレーンヘキサスルホン酸(TC6AHS)が白血病細胞株の細胞周期の進行に影響を及ぼすことを見出してきた。本研究では、TC6AHS類縁体を新たに合成し、細胞周期に与える影響さらに抗腫瘍活性を調べることを目的としている。TC6AHS類縁体の細胞周期に対する影響を調べた結果、TC6AHSがG2/M期で停止するのに対し、チアカリックス[6]アレーン(TC6A)はG1期で停止することが分かった。また、TC6AはTC6AHSよりも強い細胞増殖抑制効果を示すことがわかった。
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