研究課題/領域番号 |
25640096
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
|
研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
松山 州徳 国立感染症研究所, ウイルス第三部四室, 室長 (90373399)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | MHV / CEACAM1a / マウス肝炎ウイルス |
研究成果の概要 |
マウス肝炎ウイルス(MHV)はマウスの細胞によく感染し、細胞傷害を引き起こす。このウイルスはマウスCEACAM1aをレセプターとして感染するが、蛋白分子の中でウイルスレセプターの機能をもつ部位は74アミノ酸と比較的小さい。本研究では、細胞とウイルスの間に入り、ヒト細胞へのMHV感染を可能にする「細胞標識アダプター」の作成を試みた。実際に作成したのは、IgGにCEACAM1aを固定したものである。このアダプターを培養細胞に添加し、もともとレセプターの無い細胞にMHVの感染を試み、MHVを腫瘍溶解性ウイルスとして利用するための可能性を探った。現在までに効率の良いアダプターの作成には至っていない。
|