研究課題/領域番号 |
25650103
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 津山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
前澤 孝信 津山工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90548398)
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連携研究者 |
小林 一也 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (50360110)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プラナリア / 生殖様式転換 / 共生細菌 / 有性化 / 細菌 |
研究成果の概要 |
プラナリアの無性個体が有性個体へと転換する(有性化)過程では雌雄同体性の生殖器官が秩序だって発達する。これまでに有性化の初期段階である卵巣の発達を誘導する物質としてトリプトファン(Trp)が同定されている。また、Trpは無性個体に比べて有性個体に多く含まれることも明らかになっている。我々は、必須アミノ酸であるトリプトファンの体内濃度が有性化に伴い増加する原因として共生細菌の関与を予想した。本研究では、抗生物質処理の実験から、有性化初期の卵巣形成に細菌が必要であることが示唆された。さらに、細菌種の解析から、特定の細菌種の割合が有性化に伴って増加することが示唆された。
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