研究課題/領域番号 |
25660048
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
|
研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
樋口 恭子 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (60339091)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 根伸長 / オオムギ / トマト / 細胞周期 / P-ATPase / アルカリ性 / 細胞分裂 / 細胞伸長 / H+-ATPase / 根 / 高pH / サイトカイニン |
研究成果の概要 |
植物の細胞は一般に細胞壁が微酸性のときに伸長するため、アルカリ性の土壌では多くの植物の根伸長が阻害される。しかしオオムギやその他のいくつかの植物はアルカリ性でもよく根を伸長させることが分かった。根の伸長は根端細胞の分裂とその後の伸長によって達成されるため、根端細胞の観察と細胞周期関連遺伝子の発現を調べたところ、オオムギではアルカリ性で細胞分裂と伸長ための分化が促進されていることが分かった。さらに細胞の伸長に必要な、細胞壁を酸性化する原形質膜H+-ATPaseの活性が、アルカリ性水耕液で栽培したオオムギで大きく上昇することが分かった。
|