研究課題/領域番号 |
25660050
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
竹迫 絋 明治大学, 農学部, 教授 (20206965)
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研究分担者 |
小澤 聖 (小沢 聖) 明治大学, 農学部, 教授 (40360391)
藤原 俊六郎 明治大学, 農学部, 教授 (80575473)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 土壌中放射性セシウム除去 / 含陽イオン有機酸 / 洗浄法 / 陽イオン含有有機酸 / 土壌有機物 / 放射性セシウム除去 / 粒度別137Cs分布 |
研究成果の概要 |
表層排土除染が進行中であるが、排土した汚染土壌は、フレコンバックに充填され野積み保管されている。ポドソルの漂泊層中の粘土鉱物が有機酸により洗浄され、強固に固定しているアルミニウムが除去される原理を応用し、Cs137を指標として常温の陽イオン含有有機酸で洗浄・除去する方法を検討した。 有機酸類の選択、効果的交換性陽イオン種の選定、未飽和、飽和洗浄法等の検討を行った結果、Cs137は粘土画分に多く、かつ強固に吸着・保持されており、洗浄法では最大で15%以下の除去率で効果は大きくなかった。最大除去率はシュウ酸アンモニウム+ KCl溶液の固液比1:10による3回の撹拌・濾過法で35%の除去率が得られた。
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