研究課題/領域番号 |
25660280
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
赤木 功 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 助教 (40500004)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | フッ素 / 土壌蓄積 / 農耕地土壌 / フッ素の土壌蓄積 / 赤色土 / 灰色低地土 / 黒ボク土 |
研究成果の概要 |
生産者圃場から採取した農耕地土壌に含まれるフッ素の濃度を明らかにし,その土壌蓄積の可能性について検証した.農耕地土壌中の全フッ素濃度は,135~363 mg/kg(普通畑:黒ボク土),43.4~300 mg/kg(普通畑:赤黄色土),125~293 mg/kg(水田)および163~471 mg/kg(施設)の範囲にあった.農耕地土壌の約72%が非耕地よりも高いフッ素濃度を示し,農耕地土壌においてフッ素の蓄積が生じていることが示唆された.また,土壌中の全フッ素濃度と全リン酸濃度との間には有意な正の相関が認められることから,リン酸質肥料がこれらの負荷源となっている可能性が示された.
|