研究課題/領域番号 |
25670062
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
三隅 将吾 熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (40264311)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | HIV-1 / GAPDH / 宿主因子 / ウイルス複製 / 根治療法 / HIV / 逆転写過程 |
研究成果の概要 |
HIV-1の複製は、宿主タンパク質により正もしくは負に制御されている。宿主タンパク質のいくつかは、アセンブリー中にウイルスビリオン内に取り込まれ、必須の役割を果たします。我々は、ムーライトタンパク質として知られるGAPDHがウイルス粒子内に取り込まれ、粒子内へのLysRSおよびtRNALys3のパッケージング効率を低下させることをしめします。GAPDHのウイルス粒子内の取り込みを減らしたウイルスは感染性が増加し、GAPDHの取り込みを増やしたウイルスは、感染性が低下します。HIV複製におけるGAPDHの複製阻害メカニズムを明らかにすることは、新たな治療戦略を開発することに繋がるかもしれません。
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