研究課題
挑戦的萌芽研究
ポリコーム遺伝子群はNkx2.5の発現維持機能を介して心臓の発生を制御するだけでなく、細胞の増殖と分化を同時に制御するGemininに対するE3ユビキチンリガーゼとして機能することを見つけた。一方で、ポリコーム遺伝子群であるRae28の心筋特異的高発現またはPcgf5の欠損によっては拡張型心筋症を発症する。従って、心臓発生だけでなく、心筋維持にもポリコーム遺伝子群が重要な役割を果たしている。Geminin-EYFPノックインマウスを作製して、心筋の中にGemininの高い発現を示す細胞を見つけた。これはS/G2/M期にある心筋、あるいは心臓幹細胞の可能性が考えられ興味深い。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)
Mol. Biol. Cel
巻: 25(8) 号: 8 ページ: 1374-1383
10.1091/mbc.e13-09-0534