研究課題/領域番号 |
25670207
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
中根 明夫 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30164239)
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連携研究者 |
成田 浩司 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30419220)
小野 久弥 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80704569)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 感染症 / 霊長類 / 毒素 / 細菌 / 嘔吐 / 下痢 / 肥満細胞 / セロトニン |
研究成果の概要 |
医科学研究の生体レベルの研究にはマウスやラットなどの実験動物が使用されているが、生物学的にヒトと大きく乖離している。本研究者らは、その乖離を埋める実験動物としてコモンマーモセットを用い、細菌感染症研究における有用性を検討した。 黄色ブドウ球菌産生毒素を用いて、催吐活性及び下痢原活性を評価した結果、コモンマーモセットはブドウ球菌エンテロトキシン (SE) の経口投与により嘔吐活性を示し、SEの催吐活性測定系を確立した。さらに、これまで報告されていない下痢原活性をSEが有すること、他の黄色ブドウ球菌産生毒素の中にも催吐活性を示すものがあることを発見した。
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