研究課題
挑戦的萌芽研究
Meninは、CD4 T細胞、CD8 T細胞の両方においてメモリーT細胞数を維持するために必要であった。さらに、in vitroでT細胞抗原受容体(TCR刺激)し、IL-2を加えて培養したMenin欠損T細胞は、細胞老化が誘導されることが明らかとなった。また、Menin欠損CD4 T細胞では、Th1やTh2細胞分化は亢進するが、Th17やiTreg細胞分化は低下した。これらの原因の一端は、転写抑制因子Bach2の発現低下にあることが示された。以上の結果から、本申請研究によりMenin-Bach2経路は、T細胞免疫系において重要な役割を担っていることが明らかとなった。
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Nature Comm
巻: 5 号: 1 ページ: 3555-3555
10.1038/ncomms4555
PLoS ONE
巻: 8 号: 4 ページ: e61785-e61785
10.1371/journal.pone.0061785
http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/immunology/