研究課題/領域番号 |
25670483
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
柏倉 淳一 独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 上級研究員 (90373290)
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研究協力者 |
川上 敏明 独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, チームリーダー (60143418)
安藤 智暁 独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 研究員 (10724669)
竹森 利忠 独立行政法人理化学研究所, 統合生命医科学研究センター, 基盤ユニットリーダー (60114295)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヒスタミン遊離因子(HRF) / 食物アレルギー / マスト細胞 / HRF反応性IgE / 急速経口免疫療法(ROIT) / ヒスタミン遊離因子(HRF) / IgE / 高親和性IgE受容体 |
研究成果の概要 |
ヒスタミン遊離因子(HRF)はIgE依存性のアナフィラキシー反応や気管支喘息に関わる分泌性タンパク質である。本研究の目的は、食物アレルギーにおけるHRFの役割を解析することである。食物アレルギーマウスにHRF阻害剤を予防的に投与すると食物アレルギー症状が減弱することから、HRFの関与が証明された。食物アレルギー患者および下痢発症マウスでHRF反応性IgE及びIgG抗体価が上昇していること、急速経口免疫療法成功例でその抗体価が有意に低下することから、HRF反応性抗体価が食物アレルギーの診断や治療効果を判断する客観的指標となりうる可能性が示唆された。
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